今回は、上画像の様にオブジェクトを曲げるBendDeformコンポーネント使用していきたいと思います。簡単な内容となっております。いちおWeaverBirdのプラグインを使用してますが、本質とは関係ないとこで使っているので、インストールは不要です。もし上画像と同じものを作りたいのであれば、こちらからインストールできます。動画の方がよい方は以下からどうぞ!
概要

上画像がプログラムの概要となってます。各グループごとに解説していきます。
曲げる直方体を作成

- Plane Surfaceコンポーネントで1000×1000の正方形を作成します。
- ExtrudeコンポーネントでZ方向に10押し出します。
曲げ具合を決める円弧を作成

- Areaコンポーネントで最初に作成した正方形サーフェイスの中心点を取得します。
- Discontinuityコンポーネントで正方形の頂点を取得し、List Itemコンポーネントでそこから1点取得します。
- Lineコンポーネントで取得した中心点を頂点をつないだ直線を取得します。
- Evaluate Curveコンポ―ネントで作成した直線状の点を取得します。ここで取得する点が曲げの基点になります。この点をMoveコンポ―ネントでZ方向に200移動します。この点が曲げの終点となります。
- ArcSEDコンポーネントで、生成した直線に接する円弧を作成します。始点・終点を先ほど取得した2点を指定します。
- Rotateコンポーネントで曲げ方向を操作できるようにしておきます。
BendDeformコンポーネントで曲げる

- BendDeformコンポーネントに生成した直方体と円弧を接続すると上画像の様に曲がります。
おまけ

- Mesh Brepコンポーネントで曲げたジオメトリをメッシュ化します。
- Triangulateコンポーネントで四角形メッシュを三角形メッシュにします。
- Weaverbird's Picture FrameコンポーネントとWeaverbird'sMeshThickenコンポーネントを使用すれば上の様になります。
- CustomPreviewコンポーネントとColourSwatchコンポーネントで色付けして完了です。
完成


以上になります。あまり使わないコンポーネントをたまに使って楽しんでます・・・